こんにちは!人材紹介事業の支援をしているアクシス株式会社の海老原(えびはら)です。
弊社運営サイトCallingoodでは、転職者に向けて転職のプロだから伝えられる転職情報やキャリア形成のノウハウをお伝えしています。
こちらの記事では、人材紹介会社様向けに、事業運営や集客マーケティングノウハウ等をお伝えして参りたいと思います。
転職エージェントは、企業との深いリレーションがあることは有利になりますが、優秀な転職希望者に登録してもらわなければ紹介ができません。
さらに、もし登録していただいたとしても大抵の登録者は複数の転職エージェントに登録しています。その中から「付き合いに値するエージェント」として選んでもらわなければいけません。
登録者とどう関係構築行えばいいのかお悩みの新人キャリアコンサルタントもいらっしゃるのではないでしょうか?転職希望者に選ばれるためのエージェントの条件や具体的な方法やコツを紹介します。参考にしてください。
目次
キャリアコンサルタントが転職者から信頼される面談の方法とは

キャリアコンサルタントが数多くの転職エージェントの中から転職希望者から選ばれるためには、「その登録者から信頼されること」と言えるでしょう。
信頼されるための要素としては業界や職務の知識をもっていることや紹介業務の場数を踏んで適切にアドバイスできるかどうか、といった点が挙げられます。
そうなるとキャリアの浅いコンサルタントは経験豊富なコンサルタントには敵わない、と思われるかもしれませんが、決してそうでもありません。新人やキャリアの浅い方でも信頼される方法はあります。まず面談の方法を紹介します。
面談前に登録者の書類を読み込み、しっかりと事前準備を行う

キャリアコンサルタントは面談前に登録者の履歴書、職務経歴書を読み込んで登録者のあらゆる情報を自分なりに把握しましょう。
登録者が所属している企業の会社概要はホームページで確認し「どのような企業に所属していたのか」をイメージしてください。さらに、職務の内容に関して、分からない単語は事前に調べ、「登録者が何をしていたのか」を自分なりに把握してください。
事前に調べて自分なりに咀嚼し面談時に登録者から企業の内容や職務の内容を確認することによって登録者や業界、知識の理解が深まりますし登録者からも好感を持たれます。結果的に信頼を得ることができるはずです。
面談時には登録者の希望を汲み取り、希望に合った提案を行う

面談を行う際に気をつけなければいけないことは、「登録者のお悩みやご希望を把握し、希望に沿った提案を行う」ことです。
登録者の方は転職に関するお悩みがありご登録されるのですが、転職希望者のお悩みやご希望は様々です。転職先に関する希望は多岐に渡りますし転職するかどうかをお悩みの方もいらっしゃいます。
キャリアチェンジや同業他社を希望していないのに今までと同様の職種を紹介されたり同業界の企業を紹介された、待遇改善を希望しているのに現在の年収よりも低い提示額の案件を紹介された、現在の転職市場や自身の市場活を知りたいだけだったのに案件の紹介をされ応募を強く要請された・・
このような提案を行っていては登録者の方から信頼を得ることはできない、ということは理解いただけるのではないでしょうか。
面談時には登録者の希望にあった提案を行いましょう。
キャリアコンサルタントが転職者から信頼を得られる「コツ」とは

次にキャリアコンサルタントが登録者から信頼を得るための「コツ」について説明します。キャリアが浅くても日々の心がけで登録者から信頼を得られることは充分可能です。
転職マーケットの情報収集を常に行う
まずは日々転職に関する情報収集を行い、転職市場に関して転職希望者に説明できるように心がけてください。
キャリアコンサルタントに対して転職希望者が期待する点は、「適切な転職のアドバイスやコンサルティングを行ってくれる」ことです。アドバイスやコンサルティングは様々な情報の蓄積がないとできません。
現在どのような企業がどのような職種を募集しているのかは大手人材紹介会社のサイトをチェックすれば把握できますし、どのような転職希望者がいるのかは転職データベースサイトの新規匿名登録者をチェックすれば把握ができます。随時情報収集を行い市場感を把握しましょう。
また、転職に関する情報だけではなく、情報のアンテナは高くして様々な情報収集に努めることは最低限です。
一般的な社会や経済の流れや動きを把握できていないコンサルタントは存在しません。
自身のキャリアコンサルタントとしての「得意技」を作る
次にご自身の中でキャリアコンサルタントとしての「得意技」を作ることです。得意技は、業界でも職種でも懇意にしている会社でも構いません。さらに「広くて浅い知識」でも「古くて狭い知識でも」結構です。とにかく情報収集を行い知識を身に着け、登録者が納得できるような説明ができるようにしてください。
具体的には、業界であれば業界研究を行い市場規模や主要企業、将来性などを把握する、職種であればどのようなキャリアアップやスキルアップの可能性があるのか把握する、またスキルアップやキャリアアップを行う時にはどのようなことを行えばいいのかなどを調べる、などです。
得意技が確立すれば、その対象となる方が登録に来ることがあれば間違いなく信頼されますし、結果的にお手伝いができれば貴重な経験となります。紹介実績が積み重なればキャリアコンサルタントとしての大きな武器となり自信につながります。
まとめ キャリアコンサルタントが転職者から選んでもらう条件

キャリアコンサルタントが転職希望者から選んでもらうための条件について説明しました。たとえ経験や実績がなくても面談時の準備や意識、日々の情報収集で転職希望者に選んでもらえるキャリアコンサルタントになれることは可能であると理解いただけたのではないでしょうか。
個人的には、キャリアコンサルタントは登録者の気持ちに寄り添い、「登録者の方が何を考え、何を望んでいるのか」を考えながら接することができれば、自然と選ばれるエージェントになる、と考えております。
弊社も人材紹介事業を行っておりますが、スカウトメールを利用しておりません。メディアを活用した方法で、自社集客で月間150名ほどのお問い合わせがあり、他社送客では月間1500〜1800名程ご送客しております。弊社では、そのノウハウや実績を活用し、転職エージェント様向けのメディア、Callingoodを運営しております。
他社との差別化やブランディングなどのご提案をし、スカウトメールに依存しない集客方法を目指しております。
そのプラットフォームを実現することで、転職者様に対して質の高い面談やキャリア形成を提供できるだけでなく、転職者様が知っておくべき転職情報を提供できると考えております。
Callingoodでは、共にサービスを大きくしていくパートナー様(転職エージェント様)を募集しています。
ご興味があるエージェント様はこちらからお問い合わせ頂けますと幸いです。
海老原 舜
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